ジャイアニズム

ジャイアニズムとは、『ドラえもん』に登場する主要キャラクターのひとり、ジャイアンこと剛田武の作中における言動を思想として捉えるべく名づけられた名称である。
1990年代に見られる俗語であり、漫画版単行本33巻「横取りジャイアンをこらしめよう」においてジャイアン本人が発した「お前の物は俺の物、俺の物も俺の物」という言葉に示される通り、自分の所有権を主張しつつ、他者の所有権を否定するという、極端に利己主義的なものである。
自己中心的な人に対し、時に皮肉を込めた意味で「ジャイアニズム」と言う言葉が使われることがある。

[出典:フリー百科辞典Wikipedia]

ここでは自己中心的な考えの人間のことを言う。

街で見かけたジャイアニズムな人々

ケース1　ゆとり小学生
とある日、駅のホームでゆとり小学生どもが言い争いのケンカをしていたので、聞き耳立ててみた。
2人のゆとりどもがギャーギャー騒いでいた為、文章には出来ないが、その内容から察するに、どうやらゲームのソフトを返せだの返さないだのという他愛も無い言い争い。
それで一人のゆとり(ゲームを借りておいて返さない方)の一言。
「オメェのものはオレのものだろ？」
まさしくジャイニズム！

ケース2　総菜屋の客のババア
よく行く近所の総菜屋にて。
一人の客のババアがとんかつを買った際、店員に向かって言い放った一言。
「私が食べやすいようになんで切られてないのよ!!」
これもジャイアニズム！

ケース3　会社の先輩M
別の先輩のKが仕事のミスで上司に怒られていた。
その原因を作ったのがMで、そのことをKがMを責め立てた時、Mが言い放った一言。
「Kのくせに生意気だ!!」
これこそ本当のジャイアニズム！
ジャイアンもよく「のび太のくせに生意気な！」と言う。

ケース4　小学生の頃の俺の同級生S
当時俺と仲が悪かったS。
しょっちゅうケンカてて、ある日、奴が俺に言い放った一言。
「ギタギタのボロボロにしてやるぞ!!」
これはジャイアニズムというよりジャンアンそのものじゃん…(；ﾟДﾟ)


自分の主張だけを述べ、相手のことなど省みない思想ジャイアニズム。
その反対で、正義を愛し、弱きものを助け、頭の回転が速く、理不尽な要求にたいしては、真っ向から戦うことを選ぶ思想ドラニズムというものも存在するそうですが、世の中、どちらの人間が多いんでしょうね？
まあ、学校とかに理不尽な要求ばっかしてる最近のバカ親とか、そんな親から生まれた、人の気持ちをロクに考えられないゆとりは間違いなくジャイアニズムでしょう(笑)