正露丸の恐るべき真実

腹が冷えたのか何か悪いものでも食ったのか腹が痛い…
腹痛に耐えながら今このブログを書いている。
トイレとPCとの往復ですよ…
で、薬箱の中を覗いてみたらありました正露丸。
ラッパのマークの『セイロガン糖衣A』ですよ。

さっそく服用。

あれから数分後効きました！
凄いなぁ正露丸…さすが大幸薬品！
皆さんもお世話になったことあるのではないですか？
腹痛のみならず歯痛にも効く優れものです！
でもあまりに効き方にちょっと不安覚えちゃってます。
効きすぎです。
で、ちょっと正露丸について調べてたら、恐るべき真実が発覚したのでここで紹介します。

なんと「正露丸」は元々は「征露丸」といって日露戦争に出向く兵隊さんに「極寒の地でもお腹をマヒさせて戦え」という医薬品とは思えないドーピング剤だったそうです。
どおりでよく効くと思ったよ…
でもそう言われるとじゃあ体には害がないの？って思っちゃう。
で、もっと詳しく調べてみました。
↑の文章で気になるのが『マヒ』って言葉。
もしかして、正露丸って腹痛を治すのではなくマヒさせて痛みを感じさせないようにする為ではないかと。
って考えれば、日露戦争に出向く兵隊さんに「極寒の地でもお腹をマヒさせて戦え」という医薬品とは思えないドーピング剤だったってのも頷けるかも。
そもそも腹を痛くすると下痢になりますよね？
下痢って消化管に有毒な細菌やウイルスを洗い流す生理作用って聞いた事があります(マジか？)
じゃあ下痢を強制的に止める正露丸は体にとってはあまりお勧めできないものなのでは？と考えちゃうわけで。
でも医薬品として普通に薬局で販売されているわけだから、臨床実験済で人体には悪影響を及ぼさないって事が確認されているんですよね？
でも薬には副作用ってのもあるわけで…

もっと突き詰めて調べていったら大分健生病院・外科・今里真 医師がこう言ってました。

１４歳の男の子が重症の腸炎で入院してきました。
軽い食中毒様症状があったので、自宅にあった正露丸でやり過ごしているうちに３日経ち発熱、腹痛を我慢できなくなり、当院受診後入院。
正露丸の作用は、その毒性の発現用量で現れます。
すなわち腸管運動が神経毒によりマヒして下痢が止まり、知覚神経が神経毒により解離して腹痛を感じなくなります。

だそうですよ。

やはりマヒさせて痛みを感じさせなくさせていたんですね。
そう考えれば正露丸は腹痛だけじゃなく歯痛にも効くって言うのは納得かも。
でも、それじゃあ逆に危険ですね。
もし本当にヤバイ病気だったら正露丸服用でマヒさせてわからなくさせて後から…って事に成りかねない。
下痢になったらとりあえずその原因がはっきりしないうちはむやみに飲まないほうがいいってことでしょうかね？

まぁ…正露丸は痛み止めの薬って言う点では別にヤバイ薬ってわけじゃないみたいだからひとまず安心。
腹が痛くなったらとりあえずトイレへGO!
そんでもってそれでも治まらなかったら正露丸飲んで病院へGO!っていうのがいいのかも。
あ…でもこれじゃ素人診断で危ないかな(笑)

そんなことよりも正露丸で止まった俺の腹痛の原因は一体何…!?